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「超」重要!ロスカットを活用して損失を必要最小限に抑える

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「超」重要!ロスカットを活用して損失を必要最小限に抑える

FXに限らず株式投資など、投資や投機トレードをする時に最も重要だと考えられているのがロスカット(損切り)です。

私の場合、エントリーをした方向と逆に値が動いて含み損が発生している時は、出来る限り損失が少ない段階で決済をしてしまって、次のエントリーの機会を探す方が良いと考えています。

それは、余計な含み損を抱えて余剰証拠金が拘束されて新しいポジションが取れず、他のエントリーの機会を逃してしまう方が時間的・金銭的に大きな損失になる可能性があるからです。

さて、ロスカットのルールには様々な考え方があります。

例えば、トレードに使う資金の○%以内に損失が収まるようにする、といった方法があります。

これはトレードの仕方や保有しているトレード資金によっても変わってくる場合があります。

資金の2~3%以内に損失が収まるようにした場合では、少額資金でトレードすると、損益の幅が非常に狭いものになる可能性がありますし、中長期投資であればロスカットにすぐに引っかかってしまう可能性がありますから、すべてのトレードスタイルで資金の2~3%以内に損失が収まるようにすれば良いという訳ではありません。

ですので、ここでは、一例として、pipでロスカット基準を見ていきます。

pipでロスカット基準を作る

ドル/円・その他のクロス円だと、1pipsは1銭です。

つまり、100pips動くと1円動いたことになります。

これを基に、それぞれのトレードスタイルで出来る限りで、必要最小限の損失に留めるように考慮したものが以下の図です。

トレード手法ポジションの保有時間ロスカットの基準
スキャルピング数秒〜数分のポジション保有が多い数pips~10pips程度
デイトレード数分〜当日のクローズまで10pips~100pips程度
スイングトレード数日〜2・3週間のポジション保有が多い40pips~250pips程度
中・長期投資数週間〜数年間と様々100pips~

pipsでロスカット幅を考えた時は、基本的にはポジションを保有している期間が長くなれば、その分エントリーポイントからロスカットまでの幅は広げていきます。

逆に、保有している期間が短ければ、ロスカット幅は狭くなります。

最も保有期間が短いのがスキャルピングで、デイトレード→スイング→中長期投資になる程、保有期間は長くなり、ロスカット幅も広くなります。

ロスカット幅の設定は、どのようなトレードスタイルにするのか、現状の資金量に対してどの程度リスクを取るのかによって変わってきます。

例えば、デイトレードであれば、トレードサイズが大きければロスカット幅は狭い方が良い場合もありますし、トレードサイズが小さければ、ロスカット幅は広くとることも出来ます。

デイトレードなら、10~20pipsをロスカット幅としてダメならすぐ切るスタイル、トレードサイズを小さくして30~50pipsをロスカット幅として、ロスカットに引っかかりにくくする。

などなど、様々な考え方があります。

保有期間が長くなれば、ロスカット幅が狭ければ中長期投資のメリットが受けられない場合もありますから、ロスカット幅は広くとるケースが多いです。

…ですが、地政学リスクにより状況が大きく変わったりした場合は、想定している保有期間でエントリーした方向の勝算がほぼなくなる事もあります。

よく、中長期投資だったらポジションをすぐに閉じるのは良くない、と言われたりしますが、これに対して、ポジションを保有したその数週間後、数日後、1秒後…状況が変わることは、そんなに珍しいことではないのでそうとは言い切れません。

そういう時は、中長期投資であろうと、すぐにロスカットしてポジションを手仕舞う事も検討します。

そうすえば、トレンド転換した時もすぐに順張りでついていき、結果的大きな利益を獲得する事も可能です。

中長期投資でロスカット幅を300pipsなどにしても、状況が変われば、例え保有期間が1日でもそれは手仕舞いしてしまっても良いという事です。

図でもロスカット基準は載せましたが、これはあくまでも基準なので、個々のトレードスタイルやトレードサイズなどに合わせていくのが良いでしょう。

ロスカットポイントはどこにすれば良いのか

ロスカットポイント(損切りポイント)は、エントリーの前に慎重に決めます。

ロスカットポイントの決め方にも色々あります。

例えば、どれくらいの利幅が取れそうか検討した後に、リスクリワードを損失1:利益2にする。

100pipsの利益が見込めそうだと考えたら、損失1:利益2=損失50pips:利益100pipsとなります。

もしくは、エントリーポイントに対してどの程度ロスカット幅をとることができそうか、という所から考えることもできます。

最初は、ロスカットに抵抗があるかもしれませんが、慣れてくると自分で設定したロスカット幅に引っかかることも苦にならなくなります。(もちろん、慎重にロスカットポイントを決めた上で)

他にも、

テクニカル指標のエントリー・決済のサインに従ったり、
エントリーポイントから何%乖離したら決済をする、
相場が反転してから○○pips下がったら・上がったらどんなことがあっても決済をする、

など、方法は色々ありますから、あなたに合ったロスカット・利確方法を見つけるのが良いでしょう。

一度決めたロスカットポイントは変えないのが原則

私の経験ですが、一度決めたロスカットポイントは、原則的には変えないのが良いです。

適切なエントリーで設定したロスカットポイントよりも手前で手仕舞いをする分には良いのですが、

価格が反転した時や相場急変時にエントリーした方向とは逆に価格が動いてしまった時、一度決めたロスカットポイントまで価格が動いて引っかかりそうだからと、ロスカットポイントをもっと遠い位置にずらしたり、ロスカットポイントそのものを取り消してしまう人は多いです。

こういう時、初心者の人は、エントリーした所に価格が戻ってくれば損失は避けられる、とか、今は含み損を抱えているけど、後ちょっと待てば価格が戻ってくるかもしれない(戻ってきそうだ)といった期待をしている可能性が高いです。

でも、そういう時は大抵上手くいきません。
ロスカットポイントを取り消してしまった為にどんどん含み損が増え、コツコツ増やしてるいた利益を吹き飛ばしてしまうことになりかねません。

私もかつて何度もやりましたε-(´∀`; )

個人的には、一度決めたロスカットポイントは変えない方が上手くいく場合が多いですね。

これも絶対にそうしなければいけない!という訳ではありません。

ただ、トレードをする際の行動に一貫性がなくなることで、トレードの質が落ちる可能性が高くなりやすいです。

トレードスタイルによって、やり方には向き不向きはあるのでどれがおすすめ!とは言えないですが、ロスカットポイントを決める時は、エントリーをする前に良く考えてから決めた方が良いということは確かです。

それから、トレードには扱いやすいチャートツールが必須です。

DMM FXや、外為ジャパンGMOクリック証券のFXチャートツールは扱いやすいですし、日経225・ダウ30・金・原油などをCFDでトレードをするなら、DMM CFDGMOクリック証券CFDが快適です。

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自分にとって使い勝手が悪いと、本当に注文ミスが増えたりしますので、これからトレードを始める際は使い勝手が良さそうなところでトレードをするのが良いと思います。

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About The Author

ナナトレ!編集長&現役投機トレーダー
名前:恵比寿天ナナ

現役投機トレーダーとして、FXはドル/円等を主に、CFDは日経225・ダウ30種等を主に取引をしています。

現役投機トレーダーとしての経験を活かしながら、これからFXやCFDなどの投資や投機を始める人に、どのようなFX会社があなたに向いているのか・実戦でのテクニカル分析をどのようにしたら良いか等、出来るだけ分かりやすく解説していきます。

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