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ボリンジャーバンド&一目均衡表の「雲」でトレードをする方法

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ボリンジャーバンド&一目均衡表の「雲」でトレードをする方法

ボリンジャーバンドは世界的にも多くの投資家や投機家に使われているテクニカル指標です。

ボリンジャーバンドは、単体で機能する場面も沢山ありますが、いわゆるダマシも多いのが欠点です。

その欠点を補う為に、ボリンジャーバンドとその他のテクニカル指標を組み合わせることでダマシを避けやすくすることができます。

今回は、ボリンジャーバンドと一目均衡表を組み合わせたトレード方法についてお話をします。

ボリンジャーバンドと一目均衡表を組み合わせる

一目均衡表を使いこなすには、それなりに実践での経験が必要です。

一目均衡表は、和製のテクニカル指標であり、
これも世界的に多くの投資家や投機家に使われています。

ボリンジャーバンドと一目均衡表の相性は良く、
一目均衡表の雲がエントリー・決済ポイントをより明確にする手助けをしてくれます。

今回はGMOクリック証券のFXネオプラチナチャートを使って表示させます。

MT4チャートでも、同じように使うことができます。

設定は簡単なので心配入りません。

MT4の場合は、罫線分析ツールというところに「Ichimoku Kinko Hyo」というものがありますし、カスタムインディケータでも「Ichimoku」を選ぶことができます。

MT4での一目均衡表のパラメーターでは、
初期設定で「転換線が9」「基準線が26」「先行スパンが52」です。

ボリンジャーバンドと組み合わせる場合は、
雲のみ使用しますから「転換線」「基準線」「遅行スパン」はNoneで非表示にします。

では、ボリンジャーバンドと一目均衡表の「雲」を表示させたチャートを見てみましょう。

こちらがMT4チャートでの一目均衡表とボリンジャーバンドを表示させたもの。

次はFXネオプラチナチャートで表示させたものです。

一目均衡表の雲を見ることで、

・現在トレンドが発生しているのか
・あるいはレンジ相場なのか
・トレンドでの押し目買いのポイント
・トレンドでの戻り売りのポイント
・どの辺りで反発する傾向にあるか

などが分かりやすくなります。

ボリンジャーバンドと一目均衡表の雲を組み合わせたエントリー方法

一目均衡表の雲だけでも様々なエントリーポイントを見つけることができますが、

ここではボリンジャーバンドと一目均衡表の雲を使った場合のエントリー方法で使いやすいものを見ていきます。

雲の中で買いを意識するエントリーポイント

雲の中を価格が推移している時、陰線をつけて価格を下げて、
次に陽線をつけたところがボリンジャーバンドの-2σ付近であれば、
買いでエントリーをします。

以下のようなパターンでは、ボリンジャーバンドの中央のラインでレートが跳ね返されています。

トレンドの方向がまだ変化していないなど、まだポジションを保有しても良さそうば場面であれば、決済P1で一部を決済して、もう少し待って価格がさらに上がるのを待つのも良いです。

ただ、あまり待ち過ぎると、利幅が取れなくなりますから注意します。

このパターンでは、決済P2で全決済をしました。

-3σ付近まで価格を下げたほうが信頼性が高いんじゃないか、と思う人もいるかと思いますが、
ボリンジャーバンドと雲を組み合わせた場合、雲の中で-3σまで価格が近づくことが少ないです。

もちろん、-3σ付近まで価格が動いた時も買いでエントリーをしますが、
基本は雲の中で-2σ付近で買いでエントリーをしていくのが良いですね。

雲の中で売りを意識するエントリーポイント

売りの場合は、雲の中を価格が推移している時に、
+2σ付近で陽線の後に陰線をつけたタイミングでエントリーをします。

ここでは、1度目の売りエントリーはロスカットポイントに触れているので決済をしています。
雲を抜けているので、ここで順張りで買いエントリーをするのは有効です。

2度目の売りエントリーは、雲の抵抗帯に跳ね返されて、価格が下がっている為に利益を伸ばす事ができました。

場合によりますが、

雲の中で+2σ付近で最初に陽線の後に陰線をつけた時に素直に売りエントリーをするのも良いですし、1度目は待って、2度目に同じような動きをした時に売りエントリーをする手もあります。

価格を下げても、1度は戻ってくることは、経験上良くあるからです。(これは、株式市場ではなく、為替市場で主に起こります)
+3σ付近で同様のパターンができた時も同じように売りでエントリーをします。

雲の中では売り・買い両方で取れるパターンもある

雲の中で価格が推移している時、±2σ付近でエントリー・決済を繰り返すことができます。

雲の中で-2σ付近でローソク足の陰線の後に陽線をつけたら買いでエントリー、
その後、+2σ付近で陽線をつけた後に陰線をつけたら売りで決済をします。

ここで、さらに、売りでエントリーをします。

ボリンジャーバンド単体ではこのようなエントリー・決済をするのには勇気が要りますが、
一目均衡表を併用することで信頼性の高いエントリー・決済ポイントを探ることができます。

もちろん、反対方向に価格が動いても良いように、ロスカットは設定します。
特に雲を抜けた後に勢いがあれば、そのまま戻ってこない可能性がありますから、迷わず決済をします。

一目均衡表を使ったトレード手法は色々ありますが、エントリー条件がやや複雑なものがあります。
雲とローソク足、トレンドの方向など、それぞれの関係を理解するために、以下のページも参考にしてみてくださいね。

一目均衡表で強気・弱気相場を判断してエントリー・決済ポイントを探る

一目均衡表&移動平均線で順張り・逆張りポイントを探る

一目均衡表と移動平均線を組み合わせたトレード手法

一目均衡表をトレード戦略に取り入れる為の基本的な使い方

以下はボリンジャーバンドに関するページです。こちらも参考にどうぞ。

ボリンジャーバンドとRSIを組み合わせたトレード手法
レンジ相場では、ボリンジャーバンドを逆張り指標として使う
ボリンジャーバンドでトレンドの転換を予測して順張りエントリーする方法

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