日経平均株価は、ナイトセッションではほとんど動きませんでした。
28日の日経平均株価は、-0.60%の19959円でクローズ。
同日ダウ平均株価は、+0.15%の21830ドルでクローズ。
同日為替は、
ドル/円が、-0.50%の110.69でクローズ。
ユーロ/円は、+0.12%の130.04でクローズ。
ユーロ/ドルは、+0.63%の1.1750でクローズ。
日経平均やドル/円は、値動きが鈍くなる。
日経平均株価は、20000円を割り込みましたが、日本企業の3月期第1四半期決算の結果が比較的良好なことから、買い支えられている印象です。
ダウ平均株価は新高値更新を連発し、21830ドルでクローズしていますが、日経平均株価とは全く連動していません。(日経平均株価の実体価格は、びっくりするくらい安いでしょうけど)
それから地政学リスクですね。
主に米トランプ政権の話題や、北朝鮮関連もやや値動きに関係しているでしょう。
しかし、為替ではドルが買われている点や、原油高といった近況の要素を考慮すると、日経平均株価は再び20000円を超えて数百円程度上昇する可能性があります。
もしくは、下値が支えられそうな19700円付近まで下がる可能性がありますので、これらのシナリオは考えておく必要があるかもしれません。
いずれにしても、今の日経平均株価はレンジの視点を持っています。
来週明けより市場が夏休みムードになる可能性はありますが、2つ、企業決算はまだまだありますし、ドル安の状態で控える米雇用統計も4日にあるので、これらは意識しておきたいと思います。
個人的に見る条件では、8月に大きな値動きが起きる可能性もゼロではありません。
今年はまだ大きな下落はなく、ここまで値動きが小さくなると、何かしらの「トリガー」がもたらす衝撃は大きくなるかもしれません。