昨夜ナイトで日経平均の株価指数先物は2万円を割りました。
一時は19900円も割る場面もありました。
上値がどの程度重いのか、今朝の時点で考えた人は多いかもしれませんが、この先さらに下降していくのかどうかは、この時点では分からないと考えています。
何が起こるのが分からないのが相場であり、これが相場の日常です。
私見ですが、相場というのは常に「最も意外なカタチ」で想定していた時点の価格をつけるケースが多いです。
下値は19855円をつけていますが、現状は、19900円に大きな壁が見受けられ、買い手も多かったのがこの辺りの様です。
30日15:00時点で、日経平均株価指数は、20033円。
ドル/円は、112円付近で推移しています。
利上げ観測の浮上により、ポンド、ユーロなどが主に上昇しました、堅調で強いですね。
ドルは軟調です。
ダウは、-167ドル安の21287ドルをつけました。
週明けには、都議選の影響がどの程度反映されるかも意識しておきたいです。
もう少し…
・欧州の長期金利が上昇 & 米長期金利が上昇 → 主要な国の株式市場は下落する可能性
・欧米の金利動向によってはボラティリティが大きくなり、金利に影響されやすい米国ハイテク株は不安定になる可能性がある。
合わせて、来週7月第1週目は、重要な経済指標の発表がありますね。
日本では、
・3日には6月調査日銀短観
米国では、
・3日にはISM製造業景気指数
・6日にはISM非製造業景気指数
・7日には6月雇用統計
この辺りで、米国の景気が拡大されるという意識が強くなれば、日本株上昇の可能性がありますから、要注目したいところです。