昨日は、ECB(欧州中央銀行)ドラギ総裁の発言がありました。
要旨は、
・金融政策微調整の可能性
・ユーロ圏の経済は、回復の強さが増している → 新たなステージに入った?
・引き続き金融緩和政策が必要
・「デフレ圧力は、リフレ(reflation – 再膨張)の力に変わりつつある」
これらの発言により、ユーロが急伸しました。
米国はオバマケア代替法案の採決先送りが重荷となって株安。ドルもこれにより売られました。
この辺りは、ユーロが伸びている理由のひとつにもなります。
しかしながら、ドル/円は円安で推移しています。
これらを見て、エントリーの方向性に悩むかもしれません。
これを書いている時(28日16:50頃)に、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が講演していますが、今後の値動きも昨日同様に注目したいところですね。
いずれにしても、7月中旬以降は円高へ推移する可能性がありますから、買いでポジションを保有した場合、トレードスタイルによっては7月中旬までには手仕舞いをしたほうがいいかもしれません。