逆指値注文とは、現在価格よりも高い価格を指定して買いでエントリーをしたり、現在価格よりも安い価格を指定して売りでエントリーをしたりできます。例えば、レンジ相場をブレイクしそうだという時にあらかじめ注文を入れておくといった使い方ができます。
他にもエントリー後に、逆指値注文を使う事で損切りポイント(ロスカットポイント)を指定する事も可能です。
指値注文は逆指値注文とは逆で、現在価格よりも低い価格で買いの注文を指定したり、現在価格よりも高い価格で売りの注文を指定できます。
また、指値注文と逆指値注文を同時に出す事が可能なOCO注文というものがありますので、合わせて覚えておくと役に立ちます。
実際に逆指値注文を出そう!
では、ここでDMM FXのチャートを使って逆指値注文を出してみましょう。
注文タイプから逆指値を選択して、注文レートでいくらでエントリーをしたいか指定します。売買では、「売り・買い」どちらの方向でエントリーをしたいか選びます。
DMM FXでは、有効期限や決済同時発注なども選択できます。
逆指値注文は、現在レートが109.392の時に買いで逆指値注文を入れたい場合、それより上のポイントを指定します。
逆指値注文は、買いの注文なら逆指値以上の為替レート、売りの注文なら逆指値以下の為替レートにならなければ注文は成立しません。
現在レートよりも下で買いでエントリーをしたい場合は指値注文を使うのが良いでしょう。
逆指値注文の使い方
逆指値注文は新規・決済の両方が可能で、色々な使い方があります。
新規で注文をする場合は以下の通りです。
トレンドやブレイク狙いの逆指値注文
まずは、買いで上昇トレンドやブレイク狙いの逆指値注文を入れた例です。買いで逆指値注文を入れる時は、現在レートよりも高い価格を指定する必要があります。
ここでは、最初に99.000に買い逆指値注文を入れていますね、この時点ではエントリーはしていません。
99.000に現在レートがタッチするとそこで約定し、買いエントリーになります。
ここでは、レンジ相場のやや上で買いの逆指値注文が約定し、そのままブレイク、上昇トレンドになっています。
買い逆指値注文の約定した価格以上(オレンジエリア)で決済をすれば、利益を得る事ができます。
次に、売りで下降トレンドやブレイク狙いの逆指値注文を入れた例です。売りで逆指値注文を入れる時は、現在レートよりも安い価格を指定する必要があります。
ここでは、100.000に売り逆指値注文を入れていますね、この時点ではエントリーはしていません。
100.000に現在レートがタッチするとそこで約定し、売りエントリーになります。
ここでは、レンジ相場のやや下で売りの逆指値注文が約定し、そのままブレイク、下降トレンドになっています。
売り逆指値注文の約定した価格以下(オレンジエリア)で決済をすれば、利益を得る事ができます。
損切り(ロスカット)決済をする為の逆指値注文
エントリー後に、損切り(ロスカット)の決済をする為に逆指値注文を使うことも出来ます。
以下は、買いエントリー後に損切りの逆指値注文を入れた例です。買いエントリー後に損切りの逆指値注文を入れる時は、現在レートよりも安い価格を指定する必要があります。
まずは、100.500で買いエントリー後、すぐに100.000に売り逆指値注文(損切りポイント)を入れます。
ここですぐに損切りの逆指値注文を入れるのは、損失限定はトレードにおいて重要な要素であると考えているからです。トレードスタイルによっては損切りはしなくて良い場合もありますが、基本的にはエントリーしたらすぐか、同時に損切りの注文は入れておきます。
100.500で買いエントリー後、100.000にタッチした時点で損切りの逆指値注文が約定し、決済となります。これで損失を50pipsに限定できました。ここで損切りをしないと、含み損がどんどん拡大する事になります。実践ではよくあることなので、損切りは重要な手段です。
次に、売りエントリー後に損切りの逆指値注文を入れた例です。売りエントリー後に損切りの逆指値注文を入れる時は、現在レートよりも高い価格を指定する必要があります。
まずは、98.500で売りエントリー後、すぐに99.000に買い指値注文(損切りポイント)を入れます。
98.500で売りエントリー後、99.000にタッチした時点で損切りの逆指値注文が約定し、決済となります。
損切りの逆指値をエントリーを同時にする為には、IFO注文を使う事で、新規注文と同時に、利益確定の指値注文と損切りの逆指値注文も同時に行えます。
利益確保の決済をする為の逆指値注文
エントリー後に、利益確保の決済をする為に逆指値注文を使うことも出来ます。
以下は、買いでエントリー後に、利益確保の逆指値注文を入れた例です。買いエントリー後に利確の逆指値注文を入れる時は、現在レートよりも安い価格を指定する必要があります。
まずは、98.500で買いエントリーします。
続いてある程度利益が乗ってきたところで決済の逆指値注文を入れます。ここでは、利確ポイントとして100.000に売り逆指値注文を入れていますね。
その後、価格が下がっていき、利確の逆指値注文(約定ライン)にタッチしたところで決済をしています。
これで、150pipsの利益を得る事ができました。ドル/円の1万通貨で10枚(10Lot)なら、15万円の利益です。
このように、利益が乗っている時に逆指値注文を使うことで、一定の利益を確保する事ができます。
次は、売りでエントリー後に、利益確保の逆指値注文を入れた例です。売りエントリー後に利確の逆指値注文を入れる時は、現在レートよりも高い価格を指定する必要があります。
まずは、100.500で売りエントリーします。
続いてある程度利益が乗ってきたところで決済の逆指値注文を入れます。ここでは、利確ポイントとして99.000に買い逆指値注文を入れています。
その後、価格が上がっていき、利確の逆指値注文(約定ライン)にタッチしたところで決済をしています。
利益が乗っている時に逆指値注文を使うことで、一定の利益を確保する事ができますが、利確の逆指値注文を出した後もさらに利益が乗り続けたらどうでしょうか。
例えば98.500で買いエントリーをし、100.500付近で利確ポイントとして100.000に売り逆指値注文を入れたとします。
その後、101円、102円…と強い上昇トレンドが発生した場合、利益が増大する中で、逆指値注文は遠いポイントに位置する事になります。
そういう状況では100.000まで下がるのを待つ必要はありませんし、成行注文で利確の決済をするか、利益が増えていく毎に逆指値注文を100.200→100.400→100.600..と、合わせて利確ポイントを引き上げていけば良いです。
この逆指値注文では手動で利確ポイントを引き上げていくことになりますが、利益が増えていくのに合わせて、自動で逆指値の利確ポイントを引き上げてくれるトレール注文というものがありますから、そういった注文方法を活用するのも良いでしょう。
逆指値注文についてまとめておきますね
逆指値注文について以下にまとめておきますね。
①逆指値注文で、トレンドやブレイク狙いのエントリーができる
②エントリー後に、損切りや利益確保の決済ができる
③逆指値注文は、重要指標発表時で乱高下が激しい時などでは不利な価格になる場合がある
逆指値注文は、新規・決済の両方に使えます。
トレンドやブレイク狙いのエントリーができるだけでなく、エントリー後に損切りや利益確保の為の決済にも活用できます。
もちろんメリットだけではなくデメリットもあります。
例えば、重要指標発表時で乱高下が激しい時や、前日終値と当日始値の価格差でギャップアップやギャップダウンが発生した時などでは、逆指値注文の価格よりも不利な為替レートで約定する場合があります。
そういう事を踏まえて、適切なトレードサイズや、無理のない損切りラインなどを設定しておくのがおすすめです。
ナナトレ!で紹介しているFX会社のDMM FXや、GMOクリック証券-FXネオ-でも逆指値注文を使う事ができます。