こんにちは、いつもお読み頂きありがとうございます。
2017年6月21日は、NYダウは、57ドル安の21,410ドル。日経平均は、92円安の20,138円でした。
ドル/円は111.700円まで上げるも、下落基調です。
ドル/円は、112円台に乗せたい投資家や投機家が多いでしょうが、
付近には売りの圧力が強そうです。
WTI原油価格は、42ドル台で推移。
大きな節目である37ドル台にも注目です。
もちろん、40ドルを壁として反発する可能性も十分にありますが、37ドルというのは、過去にリーマンショックの強い押し目のポイントになるなど、意味があるポイントです。
商品価格とドルは相反関係にあり、エネルギー類に属する原油価格の下落は、ドル高に繋がる場合が多いです。
現在の原油価格からどこまで下がるのか、または上がるのか。
下がる場合は、37ドル台でどんな反応を示すか見ておく必要があります。
せっかくですから、他にも、金とドルの例を挙げてみます。
例えば、多くの人が注目する「米雇用統計」。
米雇用統計の結果が悪い場合、利上げの延期につながり、さらにはドル売り・米国債金利が下落・・・そして金高といった連鎖反応を起こします。
単純に、ドル高になれば原油安・金安、ドル安になれば原油高・金高と覚えても良いですが、その背景もざっと見えているとなお良いですね。
今週は特に大きなイベントはなく、22日夜も大きなイベントは無いですが、原油価格そしてアメリカ株、為替の動きには注視したいところです!