日経平均株価は、-0.44%の22864円付近で推移。
13日ダウ平均株価は、-0.47%の25201ドルでクローズ。
ドル/円は、-0.03%の110.31付近で推移。
ユーロ/円は、-0.01%の130.11付近で推移。
ユーロ/ドルは、+0.03%の1.1795付近で推移。
米国FOMC通過。
昨夜は米国FOMCの発表では年内にあと1~2回利上げ検討されている様です。
利上げ観測ではドル高の円安に。
米国金利上昇で米国株は下がっています。
その後パウエル議長の発言で金利が低下、ドル安円高に。
米国株は一時反発、上昇するがその後は下落しています。
「2018年の利上げはあと2回、合計で4回されるので利上げが加速!」・・・というような報道がありますが、不透明な側面が大きいので注意が必要です。
利上げ見通しについては、米国経済環境が比較的良好であることから、利上げの変更については今後の影響は限定的かもしれません。
それから、パウエル議長の会見中には、「対中国へ早ければ15日追加関税報道」があり、これの影響も大きく売りが優勢となりました。
とういう訳で、次は通商関連と、14日ECB理事会に注目です。
ECB理事会でも金融政策などが焦点に。ドラギ総裁の発言はどうなるか。
値動きしだいでユーロ/ドルのエントリーをするかもしれません。
また、任天堂株は大幅に下落していますが、これは売り上げとか、ゲームコンテンツがどうという話ではなく、為替動向の影響が大きい(であろう)ので為替が落ち着いてくるかどうかが重要だと考えています。これは余談でしたね。
それから、最近の日経平均株価で23000円をつけたのは、23011円をつけた火曜日だけ。それも一瞬。
米朝会談では23000円の壁を越えることができませんでしたので、今後23000円を大きく越えるにはそれなりの条件が必要かもしれません。
北朝鮮の非核化へは10年以上を要すると言われますが、トランプ大統領はこれを数年に短縮しようとする可能性もあります。
それが現実的かどうかは別として、後の動向も見て、米朝会談の成否とマーケットの成否をみていきたいと思います。
目先では北朝鮮の次はイランでしょうか。
トランプ大統領は、対外で優位性を保つよう手順を踏んでいるように見えますので、イランに対してどう動くのかも頭の片隅に入れておきたいと思います。
現在は、ドル/円は110円台をキープしています。
下げてきた場合は109.50あたりでしっかり保てるか。
上げてくるなら、そのエネルギーはどこまで持つか。
ユーロ/ドルも1.1850を越えてくるかどうか。
持ち合いも視野に入れて様子を見ています。