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移動平均線&ストキャスティクスでトレンド発生を察知する

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ストキャスティクスはオシレーター系のテクニカル指標です。

ストキャスティクスはレンジ相場では良く機能しますが、
トレンドが発生するとたちまち機能しずらくなる傾向にあります。

なぜなら、買い圧力や売り圧力が強まるトレンド相場では、ストキャスティクスは売られ過ぎ・買われ過ぎを頻繁に示してしまう(一方に張り付いてしまう)からです。

以下のチャートではそのような現象が起こっていますね。

ストキャスティクスのみに頼ってトレードをしていると、いつトレンドが発生するのか掴みづらく、気づいたらトレンド相場だった、なんてこともあり得ます。

しかも、トレンドが発生している場面で買われ過ぎ・売られ過ぎと逆張りでエントリーをすれば、
たちまちエントリーと反対方向に価格が動きます。

強いトレンド相場では、あっという間に含み損が増えてしまいます。(損切りポイントを設定するなどの対策をしていない場合)

そこで、移動平均線を合わせて使うことで、トレンドの発生を察知し、トレードに活かすことができます。

移動平均線とストキャスティクスを組み合わせた場合のエントリー方法

ストキャスティクスと移動平均線を組み合わせることで、
より精度の高いエントリーポイントを見つけやすくなります。

以下は、DMM FXのチャートで、移動平均線とストキャスティクスを合わせて表示させたものです。

基本的にストキャスティクスは逆張り指標として使われます。

しかし、このチャートで横長い白矢印部分のストキャスティクスを見てみると、
黄色線の%Dが、青色線のSlow%Dを上から下に抜けているタイミングは逆張り(売り)エントリーポイントですが、
トレンド発生時、移動平均線は上向きになっているのが分かります。

この性質を利用すると、レンジ相場のみで 慎重にトレードをするなら、ストキャスティクスと移動平均線が異なる方向を向いていたらエントリーをしない、などの判断基準にすることもできます。

もしくは、もう少し積極的に利益を狙っていきたい場合、

上昇トレンド発生時にストキャスティクスが上に張り付く時に、移動平均線が大きく乖離し始めたら強いトレンドが発生する可能性がある、ということを考慮して、買いでエントリーをすることもできます。

下降トレンド発生時なら、ストキャスティクスが下に張り付く時に、移動平均線が大きく乖離し始めたら強いトレンドが発生する可能性がある、ということを考慮して、売りでエントリーをすることができます。

移動平均線の期間設定は、短ければ相場の動きに対して感応度が高いですがダマシが多くなります。長ければ感応度が低いですが、ダマシが少なくなります。(その分エントリーのタイミングが大きく遅れる可能性が高くなる)

なので、適度な期間設定(10MA・25MA)にして、各MAが上向きか、もしくは下向きなのかを参考にするか、

移動平均線の水色10MAと青色25MAがクロスするところで、
ストキャスティクスがどうなっているのかを見るようにして、相場の状況を把握する事が可能です。

一度整理する為に、以下のDMM FXのチャートで確認します。

10MAが25MAを下から上に抜けていて、
かつストキャスティクスが上昇をしていたら、
それは上昇トレンドが発生する可能性があります。

一度強いトレンドが発生をすると、逆張りでエントリーをする場合は注意が必要です。

もちろんそれが必ずしもダメという訳ではありません。
例えば大きな上昇トレンドの中で一時的に価格が下がるところを狙って逆張りで売りエントリーをすることもできます。

トレンドの強さやトレードスタイルにもよりますが、その場合は分足などよりも、時間足・日足などでじっくり中長期トレードをする場合の方がやり易いかもしれません。

実戦では、このような強いトレンドの中で逆張りでエントリーをするのは勇気がいるものです。

ですから、はじめのうちは、ストキャスティクスと移動平均線を組み合わせた時、以下のように基本に沿ったトレードをするのが良いかもしれません。

・ストキャスティクスが買われ過ぎ(75%以上)・売られ過ぎ(25%以下)の状態で、

・ストキャスティクスが買われ過ぎを示し、移動平均線も下向きなら売りでエントリー、もしくは
・ストキャスティクスが売られ過ぎを示し、移動平均線も上向きなら買いでエントリー

このあたりは、手法とトレードスタイルによって相性がありますから、
実際のトレードで、トレードサイズを小さくして検証してから使うのが良いでしょう。

また、いずれのエントリーポイントでも、必ずあなたのトレード資金を守る為に許容可能な範囲のロスカットを設定することをおすすめします。

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