
FXのスワップ金利(スワップポイント)というのは、金利の事であり、エントリー後に決済をする際、その時のスワップ金利で金利を受け取れる場合と支払う場合があります。
仕組みとしては、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買えば、スワップ金利を受け取る事ができます。
その逆は、金利の高い通貨を売って、金利の低い通貨を買うと、スワップ金利を支払います。
基準となるスワップ金利が高い通貨ペアは、豪ドル/円、NZドル/円、トルコリラ/円、南アランド/円などです。
スワップ目的でエントリーをする場合、中・長期投資をする人が多いのですが、この場合はレバレッジを下げて為替レートの影響を受けづらくして長期的に保有すると安定しやすいです。
また、ロット数を多くする程スワップポイントも比例して多くなります。
エントリーの方向によっては、このスワップポイントがプラスになる場合とマイナスになる場合があるので、まずはスワップポイントがプラスになるポジションを保有するのが基本です。
人気のランドについては、10万通貨単位の取引で豪ドルやNZドルのスワップ以上になる傾向にあります。
短期・中長期の両方を活用する場合は、複数口座を開設をする事で、短期用口座・中長期用口座といったように、資金管理を容易にする事ができます。その際は短期用口座はスプレッド重視にし、中長期用口座はスワップポイント重視にする事で効率的なトレード・投資が可能です。
FX会社によってスワップ金利などの基準は大きく異なる場合があるので、比較してみると良いでしょう。
FX会社 |
口座申込 |
ドル/円 |
ユーロ/円 |
ポンド/円 |
豪ドル/円 |
NZドル/円 |
南アランド/円 |
参考スプレッド ドル/円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
35円
|
-3円
|
26円 |
30円
|
38円
|
10円 |
0.3銭 原則固定 |
||
35円
|
-15円
|
15円
|
28円
|
36円
|
8円
|
0.3銭 原則固定 |
||
39円
|
-11円
|
21円
|
33円
|
39円
|
14円
|
0.27銭(取引数量による) 原則固定 |
||
35円
|
-3円
|
26円
|
30円
|
38円
|
10円
|
0.3銭 原則固定 |
||
17円
|
-24円
|
0.03円
|
13円
|
23円
|
13円
|
0.4銭 原則固定 |
||
33円
|
-11円
|
12円
|
28円
|
36円
|
10円
|
0.3銭 原則固定 |
||
25円
|
-25円
|
15円
|
15円
|
30円
|
5円
|
1.0銭 原則固定 |
||
25円
|
-25円
|
15円
|
15円
|
30円
|
5円
|
0.6銭 原則固定 |
||
38円
|
-15円
|
17円
|
27円
|
35円
|
9円
|
0.3銭 原則固定 |
||
38円
|
-15円 |
17円 |
27円 |
35円 |
9円 |
0.3銭 原則固定 |
||
38円
|
-20円
|
12円
|
31円
|
34円
|
14円
|
0.2~0.5銭 原則固定 |
||
30円
|
-25円 |
15円 |
15円 |
30円 |
5円 |
1.0銭 原則固定 |
||
40円 |
-12円 |
15円 |
30円 |
35円 |
10円 |
0.3銭 原則固定 |
||
51円 |
-28円 |
-4円 |
33円 |
33円 |
14円 |
平均0.5銭 変動型 |
スワップ金利というのは、世界情勢に影響され少しずつ変動します。
政策金利に大きな変更があったり、政治リスクが高まる可能性に伴い、追加的な格下げがあると、スワップポイントのみならず関連する為替レートにも影響が出る場合があります。