2017年6月23日金曜日のドル/円は、非常に狭い値幅で推移していました。
19日~23日の1週間では、ドル/円の値幅は今年の中でもかなり低い水準です。
スキャルピングや短期トレードなどで、トレードスタイルによってはなかなかエントリーの機会が掴みにくいかもしれません。
スイングなどの中長期も少し厳しいかも。
こういう時、レンジの上・下に限らず、どちらかに抜けたらチャンスだと感じてすぐにエントリーをするケースも多いですが、抜けてもすぐに戻って来てしまうかもしれません。
ですので、より精度の高いエントリーでトレンドに乗りたい人や、ボラティリティが上がって値幅が広い状態でトレードをしたい人は、
機を待つ為にしばしトレードを休むのも一つの手です。
為替は動かなくも、時間は進みますから、いずれは何かが起こります。
その後、見通しが立ってきた時に再開すればいいだけですからね。
その為に、今後の金融政策(特に米国)の動向や、近々ある雇用統計、その他重要指標などにも気を配ろうと思います。