先日のクラリダFRB副議長の発言では、米経済は強く、労働市場についても良好であるとし、段階的な利上げを支持。しかし、中立金利は不透明であり、インフレが目標を上回れば政策を調整するというものでした。
一時はこれ以上の利上げをするなと言うトランプ大統領にパウエル議長は屈したといったようなものもありましたが、現在はそのような情報に振り回される相場に。
5日は米株式債券市場がお休み。
最近では、トランプ大統領が「私は関税マン」と、中国をけん制しています。中国に対して大幅な譲歩を迫っているようですが、これにより株価などが下落。日経平均やドル/円などは反発しているものもありますが、さて。過剰な反応にも見えまる。
対中国の貿易交渉は恐らく2月ごろまで。それまでに真の合意がもたらされるか。
ドル/円は、昨日の下げは比較的取りやすく、ほぼ上から下まで取ることができました。ここは、大利だった人も多かったと思います。
日経もダウも値動きは十分なので、短期売買でやっていく感じです。長居は禁物。
現在は様子見。ポンド/円・ポンド/ドルも面白くなりそうですし、ドル/円や日経平均、ユーロも注目。再エントリーは近いでしょう。
6日はOPEC総会。
減産終了するとなると、原油相場は下落する可能性が高く、これはトランプ大統領や一般市民への配慮がもたらされていると推測できます。反対に、減産が継続されると、原油価格は上昇する可能性が高くなります。
週末は米国雇用統計。今週に関してはここがポイントとなりそうです。
場合によってはこのポイントでドル/円は高くなっているかもしれません。
11日は、英議会はEU首脳会議で決定した離脱合意案の採決を実施予定ですが、これはEU司法裁が「英国離脱通知の撤回は可能」としており、これらの要素も踏まえてエントリーの方向を検討したい。
ユーロ/ドルは変わらず戻り売りの姿勢。エントリーポイントより上で推移したらカットをすれば良いだけです。
英国EU離脱問題はかなり手順が面倒なので、合意を経ずに離脱する展開もあり得ます。仮に英国が離脱をやめた!としたとして、結局国民再投票になるでしょうし、そこでまた離脱派が勝ってしまったら・・そんな面倒なことはやりたくない筈なので、この辺りも含めて行方を見ています。
1.1500より上で安定して推移するならば、それは売り目線の終わりかもしれませんね。
今後は、12月18~19日に行われるFOMCにも注目したいところ。12月のFOMCでは、利上げが確実視されている状況ですが、特に、今後の金利見通しに注目が集まりそうです。
日本に関しては、増税などの影響で、実態としてまだまだデフレ化が進んでもおかしくないところ。
この辺りが米国株との強さの違いでもあるのでしょう。
BTCも年内だけで言えば一時的に上がるを繰り返し、結局は下がっていく、というのがセオリーかな、と思います。売りが基本として、そういう意味での買いは有効ですね。