FX会社は国内に多数存在しますが、以前は各社高金利通貨のスワップポイントの高さを競う傾向にありました。現在は、スワップポイントよりもスプレッドの狭さが強みの一つになっています。
実際のところ、デイトレードやスキャルピングをするトレーダーにとって、一日に何度も取引する為に、この取引コストを重要視する人は多いです。優良FX会社の多くは、取引手数料が無料な場合が多く、実質的な取引コストはスプレッドになります。
「最狭水準スプレッド」「最安水準スプレッド」という言葉が生まれましたが、最狭水準のFX会社は沢山あります。取り扱っている全ての通貨が最狭水準でなくても、ドル円やユーロ円などの主要通貨が最狭水準なら、「最狭」と言われている事もありますね。
ですので、ドル/円やユーロ/円は、どこのFX会社でもスプレッドが低いことが多いですが、他の通貨は業者によって様々です。10倍以上の差が付いていることもありますので、取引回数が多い人は、自分がよく取引する通貨のスプレッドを見ておくのが良いですね。
中長期投資家の場合、スプレッドはさほど気にする必要はありません。取引回数が少ない場合、スプレッドの広さを考えるよりも、スワップポイントや実施しているキャンペーン、取引ツールの操作性など、他の部分で魅力を感じるFX会社があれば、そちらを使っても構いません。
また、短期・中長期両方で検討している場合、短期用はスプレッド重視、中長期用はスワップポイント重視で使い分けるのも資金管理がしやすくておすすめです。
※比較表は現在準備中です。